コラム

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日頃、お子さんの様子をご覧になっていて、お家ではできるのに、他の場所になるとなんでできなくなってしまうのかしら・・・?とご家庭での姿とのギャップを感じることはありませんか。もじもじしたり、かたまったり、そわそわ動き回ったり。いたずらして逃げ回ったり、急にかんしゃくを起こしたり。

表現の仕方はそれぞれですが、どの姿にも共通しているのは、緊張や不安を感じている場合が多いということ。安心して過ごせるお家から一歩出れば、誰でも緊張感はあるものです。大人はそれを自覚できますが、子どもはそのドキドキ感をうまく表現したり素直に泣いて発散したりすることが難しいのです。

そのようなときには、「できるでしょ!」と促す前に、まずは「ドキドキするよね。」などとお子さんの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。そのうえで挑戦してみようかと背中をそっと押してあげたり、ぎゅっと抱きしめてあげる、ちょこっとくすぐるなど体にふれあったりもしながら少しずつリラックスしていけるといいですね。少し泣き虫や甘えん坊になったように思えても、それは成長のしるし。安心して受けとめてあげてくださいね。(H)

子育てをしていると、本当はこう関わってあげたいと思っていても、実際には難しいということがよくありますよね。忙しい毎日の中では、つい子どものすることにイライラすることもあるものです。気持ちに余裕をもって子どもと接することは、なかなか難しいですね。

そんな時に、子育ての中で感じている気持ちを、そのまま誰かに話せると少し気持ちに余裕がもてたりするものです。たまには愚痴っぽくなってもいいじゃないですか。

保護者の方が少しゆっくり気持ちを話したいとき、ドルフィンキッズのスタッフもお手伝いします。個別に面談の時間も設けられますので、遠慮なくスタッフにお声かけ下さい。(T)

お子さんの『いいところ』『できているところ』を褒めましょうと保護者の方にお話しすることがあります。子どもにとって、褒められたり認められる経験はとても大切です。でも、いつも一緒にいる自分の子どもを褒めることって案外難しいものですよね。○○ができていない、○○がダメ。時には、○歳だからこれができるはずなのに、と思い悩んだり・・・。

子どもの『褒めるポイント』を探すには、ちょっと前の姿を振り返るのが良いようです。例えば、お子さんの個別支援計画。半年前、一年前の姿が書かれています。大人にとってはほんのちょっと前の一年も、小さな子どもにとっては大昔のこと。「え~、こんな姿だったんだあ」と驚くこともしばしば。

何かと忙しい年末年始ですが、ちょっとひと息ついて、お子さんの一年を振り返ってみるのもいいですね。普段なかなか気づかない成長が見えてくるかもしれません。

昨年よりもひとまわり成長したお子さんと、楽しいお正月を迎えられますように。(S)

寒さが増してくると、ついついお家の中でばかりあそばせてしまうこの季節。外に出るのがやっとで、公園に行きたくても今までのようには行けない方も多いですよね。

しかし、冬は虫や雑草が少なく、意外にも外遊びには最適な季節!さらに、冬の外遊びは子どもにとって、実はとても大切な意味もあるのです。

寒さは体を丈夫にするといい、寒さに慣れさせることは、子どもの免疫力維持のためにも重要です。また、外遊びで土に触れることで、土の中の雑菌に対する抵抗力も養うことが出来ます。

“子どもは風の子、元気な子”というように、子どもたちは季節を問わず外であそぶのが大好き!

まだまだ寒さは続きますが、暦の上ではもうすぐ立春。2歳児グループでは2月にもお散歩に出かけます。雪や氷を見つけてあそぶのも楽しいし、小さな春の息吹をさがすのもいいですね。この時季ならではの遊びで、寒さを吹き飛ばしましょう!

汗をかいたらお着替えや水分補給など、体調管理も忘れずに!(T)

米粉や小麦粉粘土、スライムなど、ドルフィンでもお馴染みの感触遊び。どんな意味があるのかご存知でしょうか?私自身、保育を学ぶ前は「ただ触って遊んでるだけでしょ」なんて思っていました。しかし、感触遊びは幼少期の大切な遊びの一つなのです。

感触遊びでは、素材の質感や温度などを感じる触覚の他に、「サラサラ」「ベタベタ」「こねこね」「どろどろ」といった音の感覚(聴覚)、色や形の変化(視覚)、顔に近づければにおいも感じる(嗅覚)など、多くの感覚をフルに使って遊びます。

このような遊びの中から、子どもたちは育ちの中で出遭う“未知のもの”に対する感覚を高め、イメージを養っていくのです。それらの感覚たちはまさに脳の栄養!子どもたちの好奇心に繋がり、「なんで?」「どうしたらいいの?」などの探究心が育ちます。

しかし、慣れない感触に抵抗のあるお子さんもいらっしゃるかと思います。ちなみに私は米粉の感触が苦手で、触りたがらない子どもたちに共感することも・・・。無理強いせず、お母さんやお父さんが楽しそうに遊んでいる様子を見せてあげるなど、お子さんに寄り添いながら楽しんでいけると良いですね!(I)