コラム

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♪ おらんちの、 どってかぼちゃ、 ひにやっけて

    ♪ きゅうりがでっきた~、 きゅうりがでっきた~

 

 ドルフィンのグループにはわらべ歌がいっぱい!子どもたちも大好きです。

 ところでみなさんは、子どものあそびの中の音やリズムを意識したことがありますか?

 

 先日、グループのお散歩でこんな楽しいエピソードがありました。

 ある男の子が根っこを見つけて引っ張っています。そこへ私が「うんとこしょ、どっこいしょ!」とリズムを加えると、男の子も「うんとこしょ、どっこいしょ!」。すると、楽しげな声に惹かれてお友だちがやってきて、一緒に「うんとこしょ・・・」。最後には「まだまだ、かぶは、ぬけませ~ん!」と言いながら、とってもおもしろい『おおきなかぶごっこ』に発展しました。

 

 こんな風に、みんなで音やリズムに合わせて動いたり、声を合わせたりすることは、多くの人にとって心地良いものですよね。子どもたちは、このような”心地良い”あそびの積み重ねから、お友だちや大人と関わることの楽しさや、共感することを学んでいきます。

 例えば、おもちゃの貸し借りの時に「か~し~て!」「い~い~よ!」とリズムをつけて言うこと。平坦なリズムで言うよりも子どもたちの耳に届きやすいですよね。私たちは子どもに話しかける時、高い声にしたり強弱をつけたり抑揚をつけたりして、自然と子どもに伝わりやすいように工夫しています。そんな大人のおしゃべりを子どもたちはよく聞いていて、真似をしながら自分の中に取り込んでいます。

 

 ぜひ今度、お子さんとあそんでいる時に、ちょっと意識して効果音をつけたり、声の強弱や高さ、スピードや声色をいつもと変えてみたり、リズムを繰り返したりしてみて下さい。

 きっと、子どものあそびの世界を広げる、ちょっとしたきっかけになると思いますよ。(A)

ドルフィンキッズでは、スタッフの知識を広げ、支援技術を向上させるための取り組みを定期的に行っています。

 

普段はケースカンファレンスという形で、実際のグループ指導や個別指導で、こんな場面ではどう対応すればいいか、

このお子さんにはどんなプログラムを工夫できるのか、などを話し合っています。

 

そんな中、今日は普段個別指導で忙しい浜田STに講師をお願いして、言語についてのミニ勉強会をしました。

発音(専門的には構音と言います)の発達や、構音障害、吃音などについて、浜田STに講義してもらいました。

参加したスタッフからは多くの質問が飛び交い、充実した勉強会になりました。

 

私自身、大学や大学院、就職してからは研修会などを通して、何度も言語について学んできましたが、

やはり ”いま現場で難しく感じているあの子” ”疑問に思っているあの子” を想定しながら講義を聴くことや、

実際に自分の担当している子についてすぐに質問できる身近な勉強会は、とてもためになるなぁと改めて感じました。

 

講師は準備にちょっと大変ですが、ドルフィンキッズには多くの経験やスキルをもったスタッフがまだまだいます。

このような勉強会を通して、スタッフひとりの支援技術が、ドルフィンキッズ全体の支援技術になっていけるように、

スタッフ一同、これからもがんばっていきたいと思います。(I)

 

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はじめてドルフィンキッズにいらしたとき、どんな気持ちだったでしょうか。少し不安で、でも期待を持ってドキドキしながらいらしたのではないでしょうか。もしかしたら、まだ通いはじめたばかりで、今もドキドキしているお母さんもいるかもしれません。

では、お子さんの心の中はどうでしょうか?お部屋、お友だち、先生、プログラム・・・どれも見慣れないものばかり。まだまだ経験少ない子どもたちにとって、新しい環境は不安でいっぱい。お母さん以上にドキドキの世界であるはずです。そんなドキドキに一番良く効く薬はなんでしょう?それは、お母さんが安心して楽しそうに過ごす姿ではないでしょうか。

お母さんは子どもの「安全基地」と呼ばれていて、子どもにとって一番安心できる存在です。子どもはお母さんを誰よりも信頼して大好きでいますから、お母さんの言うことややることに興味津々!お母さんが楽しそうに過ごす姿を見ることで、お子さんもその場を楽しめるようになるかもしれないですね。少しは恥ずかしいけれど、一緒に歌を歌ってみてください。おもちゃで遊んでみてください。ドルフィンキッズでは、子どもたちの世界に寄り添いながら、お母さんも楽しい時間を過ごしてください♪(S)

3度目の春です!とつぶやいてお嫁に行ってしまった 職員。

いままでこのコーナーは さんに頼りっぱなしでした。

 

新年度になり「何かつぶやくネタはないかなぁ」とふと思い返すことはあっても、

日々の業務に追われ、気づけば立秋を過ぎ「3度目の秋じゃないか」という声も聞こえてきそう。

 

夏が終わる前に、どうしても夏らしい記事を載せたい!ということで、

今回はスタッフのささやかな夏の風物詩『ランチそうめんパーティー』をご紹介します。

 

毎年、故郷で私の同級生が営む素麺製造所から大量にそうめん、うどん、そばなどを注文しています。

みんな自宅に持ち帰るのですが、せっかくだからとひと夏に12回、ランチそうめんパーティーを開催するはこびに。

各自、自家製のつけダレや副菜を持ち寄って、猛暑続きの夏に爽やかなひとときを過ごしています。

 

この記事をみてNHKのサラメシが取材に来てくれないかなぁ~、っていうのが本当のつぶやき。。。(I)

 

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「おもちゃを次から次へと出すんです」「自分で散らかしたのに片付けません」いろいろなことが少しずつできるようになると、遊んだ後の片付けも自分でやって当然、とママは思いますよね。もちろん片付けは生活の重要なルールであり、物を大切にする心を育て、自分の行動に責任を持つことを教えます。しかし、この時期の子どもはまだ「今」や「ここ」にしか注意を向けられません。片付けないと明日遊べないなどとは考えず、遊びをやめた途端におもちゃから気持ちが離れてしまうのです。次の遊びに移る時に「前のおもちゃを片付けてからにしなさい」と言うのも、この時期では無理な注文です。

子どもの遊びたい気持ちを尊重し、片付けも遊びの延長ととらえて上手に促せると良いですね。それでも実際はほとんどママが片付けることになるかもしれませんが、ママの姿を見ることで片付けの方法を学べます。子どもは親が思っている以上に親のことを見ていますから。また、この時期は叱るよりも褒める方が効果的です。褒められれば自信がつきますし、子どもはママが大好きですから、大好きなママの嬉しそうな顔を見ればまた同じことをしようと思います。

「何のために片付けるのか、まだ分からないのね」「思う存分散らかしてダイナミックに遊ぶことも大切」と子どもを大目に見てあげて下さい。そしてママ自身も無理をせず、多少部屋が散らかっていても掃除が行き届かなくても、自己主張の激しい時期の子育てを頑張っているのだからと自分のことも大目に見てあげて下さいね。(M)