日頃、お子さんの様子をご覧になっていて、お家ではできるのに、他の場所になるとなんでできなくなってしまうのかしら・・・?とご家庭での姿とのギャップを感じることはありませんか。もじもじしたり、かたまったり、そわそわ動き回ったり。いたずらして逃げ回ったり、急にかんしゃくを起こしたり。

表現の仕方はそれぞれですが、どの姿にも共通しているのは、緊張や不安を感じている場合が多いということ。安心して過ごせるお家から一歩出れば、誰でも緊張感はあるものです。大人はそれを自覚できますが、子どもはそのドキドキ感をうまく表現したり素直に泣いて発散したりすることが難しいのです。

そのようなときには、「できるでしょ!」と促す前に、まずは「ドキドキするよね。」などとお子さんの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。そのうえで挑戦してみようかと背中をそっと押してあげたり、ぎゅっと抱きしめてあげる、ちょこっとくすぐるなど体にふれあったりもしながら少しずつリラックスしていけるといいですね。少し泣き虫や甘えん坊になったように思えても、それは成長のしるし。安心して受けとめてあげてくださいね。(H)