保育スタッフのうちあけ話(3)
米粉や小麦粉粘土、スライムなど、ドルフィンでもお馴染みの感触遊び。どんな意味があるのかご存知でしょうか?私自身、保育を学ぶ前は「ただ触って遊んでるだけでしょ」なんて思っていました。しかし、感触遊びは幼少期の大切な遊びの一つなのです。
感触遊びでは、素材の質感や温度などを感じる触覚の他に、「サラサラ」「ベタベタ」「こねこね」「どろどろ」といった音の感覚(聴覚)、色や形の変化(視覚)、顔に近づければにおいも感じる(嗅覚)など、多くの感覚をフルに使って遊びます。
このような遊びの中から、子どもたちは育ちの中で出遭う“未知のもの”に対する感覚を高め、イメージを養っていくのです。それらの感覚たちはまさに脳の栄養!子どもたちの好奇心に繋がり、「なんで?」「どうしたらいいの?」などの探究心が育ちます。
しかし、慣れない感触に抵抗のあるお子さんもいらっしゃるかと思います。ちなみに私は米粉の感触が苦手で、触りたがらない子どもたちに共感することも・・・。無理強いせず、お母さんやお父さんが楽しそうに遊んでいる様子を見せてあげるなど、お子さんに寄り添いながら楽しんでいけると良いですね!(I)
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- 最終更新日:2015年8月13日