先日、ドルフィンキッズの予約票を手にした男の子に「何でイルカが描いてあるの?」と聞かれました。「ドルフィンが英語でイルカという意味だからだよ」と答えると、その子は「だからここにはイルカがいっぱいいるんだっ!」と興奮した様子でママを見上げました。クリップや予約票、ドアノブカバーなど、ドルフィンキッズのあちらこちらにイルカが用いられていることをずっと不思議に思っていたそうです。大人の言葉で表現すれば『合点がいく』もしくは『目から鱗が落ちる』といったところでしょうか。大人であるママと私には当たり前のことが、その子には大発見だったのですね。子どもが何かを発見する瞬間に立ち会えた素敵な出来事でした。

幼い頃を思い返せば、私にも同じような経験があります。例えば、耳から入る音の響きだけで『天気予報』を『テンキューホー』だと思い込んでいました。言葉を覚え、意味を知り、漢字を習い、ある日「天気を予報するから『天気予報』なんだ!」と気付いた時は嬉しさでいっぱいになりました。

「そうか!」という発見は「知りたい!」という好奇心を育て、そして様々な物事に興味や関心を持つことは生きる楽しさにもつながっていきます。何をするにも億劫なほど暑い日もありますが、夏はやはり活動的な季節です。子ども達も新しいことや珍しいことに触れる機会が多いでしょう。この夏、どうか子ども達にたくさんの素敵な発見がありますように。そしてパパとママも子ども達の驚きや喜びを一緒に感じられるといいですね。(M)