心理スタッフのうちあけ話(12)
何かにつけて「イヤ!」と言う、何かをさせようとすれば意地になって抵抗し、時には大声を上げたりどこでも構わず寝転んでみたり・・・
“魔の2歳児”ということばがあるように、この時期のお子さんと向きあうのはなかなか難しく、忍耐も体力も必要です。
でも、この「イヤイヤ」という主張は成長の中でとても大切なことで、抵抗してもどうにもならないことがあるということを学んだり、相手の言い分と歩み寄って妥協点を見つけたり、と少しずつ気持ちのコントロールの力を身に付けていきます。
わずか2年で学んだ知識や常識の中で、お子さんは必死でがんばってもがいているわけです。
どうか「イヤイヤ」のことばや行動の裏には「この興奮した気持ちをどうしたらいいの!?助けて!」という思いが隠されていると思ってあげてください。
そうは言っても、イヤ!ばかり言われるとどうしてもイラッとしますよね。
ドルフィンキッズはそんな保護者の皆様の日頃抱えている思いや悩みを気軽に話せる場でもあります。
ぜひとも大いに愚痴をこぼし合っていただき、すっきりした気持ちでまたお子さんと向き合ってくださいね。
まだまだ先は長いですから…。(H)
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- 最終更新日:2017年5月26日